このテキストは 月紳士作成の「アクターアイテムシステム・スクリプト」に合わせて作られた 基本的なアイテム管理に関するマニュアルです。 スクリプトを導入したゲーム配布の際の、 マニュアル作成の為に月紳士が書きました。 ゲームプレイヤーに対して書かれたものですが、 スクリプトユーザーもまず一読してただくと、 このスクリプトの機能が把握できると思います。 このテキストに関しましては 改変自由、転載自由、配布自由とさせていただきます。 ゲームの公開にお役立てください。 用語や項目をゲームに合わせて書き換えてください。 アイテムはキャラクター毎に所持します。 キャラクター毎に、使う、渡す、捨てるなどの動作を行います。 装備の着脱も同じアイテム画面で行います。 まずメニュー画面からアイテムを管理したいキャラクターを選んでください。 次に、使う・装備・渡す・捨てるといった動作を選び、 最後にアイテムを選ぶ、という順番で選択していきます。 キャラクター選択後はL・Rボタンでキャラクターを変更することができます。 すでに装備しているアイテムを選択した場合は装備を外します。 渡すアイテムを選んだ後は、渡す相手を選びます。 渡す相手にキャラクター自身を選択すると、 アイテムの入れ替え(順番を末尾へ移動)となります。 パーティーにキャラクターがひとりだけだと、 渡すコマンドは、この入れ替え動作のみができる 整理コマンドになっています。 アイテムは装備中の品が先頭から並ぶように、 自動で並び替えを行います。 キャラクターにはアイテム所持数の限界があります。 限界を超えるアイテムを持つことはできません。 キャラクター同士での交換や、捨てる、ショップへの売却などを 上手く利用することで、パーティーのアイテムを管理していきます。 ゲーム内で「ふくろ」を手に入れると、 キャラクターのアイテムとは別に、 ふくろの中にアイテムを所持することができます。 渡すコマンドでふくろにアイテムをいれたり、 ふくろコマンドでアイテムを出したりできます。 ただし、ふくろにも所持数の限界があるので注意が必要です。 アイテムを渡したり、袋から取り出したりする際に、 受け取るキャラクターがアイテムの限界数に達していると 交換アイテムの選択に移ります。 最初に選んだアイテムと、ここで選択したアイテムが交換されます。 アイテム入手は、パーティー先頭のキャラクターから順に、 所持数の余裕のあるキャラクターへ渡されます。 キャラクター全員が持てない場合は、袋へアイテムが入ります。 戦闘でアイテムを手に入れた際 パーティーがアイテムを持ちきれなくなると 「アイテムが一杯になった」と表示されます。 それ以降は戦闘でアイテムを入手できなくなってしまいますので、 不要なアイテムを捨てたり、売却して余裕を作ってください。 アイテム所持数に余裕がないと、 ショップでアイテムを購入することができません。 イベントでアイテムを入手する際も、 余裕を作っておかないとアイテムを受け取れないことがあります。 (説明が複雑そうな“矢”に関しても書きました) このゲームには矢というアイテムが登場します。 矢は、弓と一緒に装備して使います。 矢には ×5 というように ひとつのアイテム内で複数個まとまった状態になっています。 これをスタックと呼びます。 矢にはそれぞれ最大スタック数があります。 矢は弓で攻撃するとスタック数がひとつ減ります。 弓は矢がなくなると攻撃することが出来なくなります。 矢のようにスタックするアイテムをスタックアイテムと呼びます。 スタックアイテムは自動で数が整頓されます。 同じ種類のスタックアイテムが複数あり、それぞれが端数の場合 アイテム欄の先頭より順に、最大スタック数ごとに整頓されます。 つまりスタックアイテムは必ず、最大スタック数を複数と、 最大スタック数に満たない端数がひとつの状態になります。 (もしくは最大スタック数に満たない端数をひとつだけ、です) 矢を装備している場合、同種の矢が他に複数持っていれば この整頓機能で常に最大スタック数の装備が維持できます。 矢を装備をしなおす、いわば残弾を補充する手間は不要です。 ただし、これはメニュー画面だけの機能です。 戦闘中はスタック数は自動整頓されません。 戦闘中は矢の残り数を気にかけて装備変更で矢を補充しましょう。 メニュー画面でスタックアイテムを他のキャラクター渡す際に、 Cボタンを押しながら対象キャラクターを選択すると スタック数を小分けにして渡すことが出来ます。 スタック数の選択ウインドウが表示されるのでスタック数を決定してください。 また、スタックアイテムを購入する際と売却する際も、 アイテム選択時にCボタンを押しながら決定すると スタック数の選択ウインドウが表示され、 売買するスタック数を変更することができます。